DV加害者の父親の特徴


父と息子家族の形が多様化してきている現代社会では、父親と血縁がある場合もあれば、無い場合もあります。いずれの場合にもDVの悲劇は起こりえます。
息子や娘が父親から直接暴力被害を受ける場合もあれば、父親から母親への暴力被害を目の前で日々目撃する日常を過ごしてこられた結果、「DV暴露」によるトラウマ記憶の問題を持って来談される方もおられます。父親が飲酒して暴れるようになって母親に暴力を振るうので、母親の鬱憤が子どもへの暴力を誘発しているといった「暴力の連鎖」が家庭の中で起こることもあります。
かなり複雑なトラウマ記憶をお持ちで日頃はできるだけ思い出さないようにしているのに、ときどき親を連想させる人に出会ったときや、ふと一人になったときに突然どちらかの親または両親についての嫌な記憶が「フワッ」と立ち現れてきて、日常生活が円滑に進まなくなると訴えてEMDR心理療法を求めて来られる方も多数おられます。
DV加害者の父親は飲酒して暴れる人もいれば、まったく酒の力を借りるわけでもなく凄惨な暴力をつづける人もいます。どちらの場合にも、家庭で暴力を振るっておられる父親の多くは、家庭で見せる顔と、外向けの顔が全然違う場合が多いです。外向けの顔は一定以上の社会的地位があり、成功していて、外の人から見るとむしろ「よき夫」「よき父」と見られて羨まれるくらいの方の場合が多いです。外の人から見ると「あんなにいい人がまさか家庭で暴力を振るっているなんて信じられない」と見られている場合が大半です。
こういうお父さんに対してリアルに仕返ししようとすると、「返り討ち」に遭う危険性もあるし、過去のことなので今さら直接蒸し返すわけにもいかない場合もあります。しかし彼から受けたトラウマ記憶は、たいてい怒りかまたは恐怖の感情とともに「フワッ」と思い出されてきます。これがフラッシュバックです。こうした明らかにフラッシュバックを伴うトラウマ記憶でお困りの方には、EMDRはとても有効な解決手段になります。

http://www.risorsa-emdr.com

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